遊行福祉まつりは、1992年(平成4年)当時、藤沢ひまわり会に勤務していた矢野彰教氏が発案・企画して、発足しました。実行委員会を立ち上げ、準備を進め、毎年の恒例行事にしていきたいとの強い決意の元に実施されました。
実施に当たっては、県・市の福祉行政関係者、市議会議員、地域関係者、病院関係者、先輩地域作業所など、数多くの方々のご支援・ご協力がありました。
時代の背景としては、当時の日本経済はバブル崩壊後の「失われた10年」と呼ばれた景気後退局面にありました。また日本の精神医療の環境は、精神科病棟中心から、地域精神保健福祉医療の方向に既に動き出していました。
地域に根ざした「まつり」を実施しようとした動機については、第1回目の案内文書に趣旨として掲載されていますので、ご紹介します。 |