ポンキエルリ 「時の踊り」 (歌劇「ジョコンダ」より)

Ponchielli "Dance of The Hours" (from "La Gioconda")

アミルカーレ・ポンキエルリ(1834〜1886)は、歌劇"ジョコンダ"の作曲によって、一躍世界的に有名になり、一時はヴェルディの後継者とまで言われる程であった。
だが、彼の多くの作品はすべて世の中から忘れ去られ、代表作たる"ジョコンダ"の曲名だけが一般的に良く知られている。しかしそれは歌劇全体ではなく、その中で演奏される"時の踊り"と称する部分だけが管弦楽名曲として大変有名だ、という次第である。
歌劇は、歌姫ジョコンダを主役とする悲劇で、彼女の運命が終局に近づいた第3幕に於いて、悲劇的な運命とは裏腹に、舞踏会場に於いては、にぎやかな踊りが続く(日本楽譜出版社の「時の踊り」の楽譜に記載のものを抜粋しました)。
曲      名 演奏時間 作 成 日 MIDI MP3
時の踊り
9'14" 07/02/12 -

MP3はGarritan Personal Orchestraの音色を使って録音しました。