ボロディン 弦楽四重奏曲 第2番 ニ長調 第3楽章(夜曲)

Borodin:String Quartet NO.2 In D Major 3rd Movement(Notturno)

ボロディンの二つの弦楽四重奏曲ではかなりの違いがみられる。すなわち、「第1番では古典的なソナタの構成によって楽想を展開することに意を用いているのに反し、この「第2番」では構成はゆるいものになり、むしろ特性のある情緒的な旋律や、和声や調性の変化による色彩的効果が前面に出ている(音楽の友社刊、名曲解説全集より抜粋しました)。
作曲は1881年に数週間で作曲され、8月の終わりごろ完成している。翌年の1月26日ペテルブルクで、ロシア音楽協会の弦楽四重奏団によって初演された。

"この曲はボロディンがプロポーズ20周年を記念して愛妻に捧げるために作曲したもので、いつものようにゆっくり作曲していたのでは20周年に間に合わないため、大馬力で期限に間に合わせた曲"だそうです(このエピソードはJun-Tさんが私の掲示板に書いて下さいました)。

今回は"ボロディンのノクターン"として親しまれている甘美で叙情的な第3楽章だけを打ち込みました。
曲      名 演奏時間 作 成 日 MIDI MP3
第3楽章(夜曲)
3rd Movement(Notturno)

8'29" 07/01/11 -

MP3はGarritan Personal Orchestraの音色を使って録音しました。
このサイトで初のGarritan Personal Orchestraでの演奏です。